堀内です。

 …さて、ちょっと遅くなりましたが先日『剣闘士 グラディエータービギンズ』が北米にて『GLADIATOR BEGINS』というタイトルで発売されることが発表されました。販売はAksysというパブリッシャーです。

 開発機で英語が表示されている画面を見ても、テーマと絵作りが元々アレですから「うーむ、なんの違和感もない…むしろピッタリ」という具合です。

 ただ、日本語だと「二刀」とか二文字で済むところが英語では「Dual Sword」となったり、全体的に長くなる傾向にあるためメニューのレイアウトは結構変わっています。担当デザイナーによれば、元から英語をベースにしたレイアウトにしてしまうと、今度は日本語の方で間の抜けた見た目になってしまうとのことで、両立はなかなか難しいようです。

 また言語ローカライズだけでなく、「いろいろ直したい!」という声は各スタッフからボコボコと湧き上がりましたが、時間や予算の範囲内でできることに留めました。といっても微妙にモーションを調整&変更したり、スキル性能を向上させたり、一部のスタイルを強化したり…細か~いところにアチコチ手を加えています(違いが分かる人は相当のマニアというレベルですけれども)。

 発売はまだ先のようですが、はたして北米でどのような受け入れられ方をするか楽しみです。

 ちなみに、必ず聞かれそうですので先にお答えしますが…

部位欠損表現は北米版でもありません!

あしからず。

 社内ではこの『剣闘士』北米版以外にも、新プロジェクト(未発表)の準備や、他社様のお手伝いなどでソレゾレ忙しい状況だったりしまして、ブログ更新が停滞ぎみですが、のんびり気長にというスタンスで続けていきたいと思います。皆様ものんびり気長にお待ち頂ければ幸いです。