娯ログ(β)

ゲームデベロッパー 娯匠 公式ブログ

July 2010

プリプロの時代

 堀内です。

 今回はアクワイアさんに許可を頂いたので、『剣闘士 グラディエータービギンズ』の開発初期プリプロ版の動画を公開いたします。

 プリプロとはプリプロダクションの略称で、業界内ではよく使われる言葉です。準備作業という意味合いもありますが、ゲーム開発においてはどちらかというと、製品を本格的に開発する前に商品としての「可能性」を図るために制作する、テスト版といった方がよいかもしれません。

 テスト版ですから当然、背景もエフェクトもモーションも仮のものが多く含まれていますが、基礎的なところは組みあがっているため、既に原型としては割と固まっていますね。





 このプリプロで試験をしていたスロー演出に関してはもっとちゃんと消化して製品版に組み込むことができれば、よりエキサイティングなバトルになったとは思いますが、開発は時間との戦いなのでなかなか思い通りにはいかないものです…

 次回は製品開発後のデータを用いた実験映像をお送りしたいと思います。これまたマニアックネタですが、色々な可能性が垣間見れます。お楽しみに!

剣闘士、海を渡る

堀内です。

 …さて、ちょっと遅くなりましたが先日『剣闘士 グラディエータービギンズ』が北米にて『GLADIATOR BEGINS』というタイトルで発売されることが発表されました。販売はAksysというパブリッシャーです。

 開発機で英語が表示されている画面を見ても、テーマと絵作りが元々アレですから「うーむ、なんの違和感もない…むしろピッタリ」という具合です。

 ただ、日本語だと「二刀」とか二文字で済むところが英語では「Dual Sword」となったり、全体的に長くなる傾向にあるためメニューのレイアウトは結構変わっています。担当デザイナーによれば、元から英語をベースにしたレイアウトにしてしまうと、今度は日本語の方で間の抜けた見た目になってしまうとのことで、両立はなかなか難しいようです。

 また言語ローカライズだけでなく、「いろいろ直したい!」という声は各スタッフからボコボコと湧き上がりましたが、時間や予算の範囲内でできることに留めました。といっても微妙にモーションを調整&変更したり、スキル性能を向上させたり、一部のスタイルを強化したり…細か~いところにアチコチ手を加えています(違いが分かる人は相当のマニアというレベルですけれども)。

 発売はまだ先のようですが、はたして北米でどのような受け入れられ方をするか楽しみです。

 ちなみに、必ず聞かれそうですので先にお答えしますが…

部位欠損表現は北米版でもありません!

あしからず。

 社内ではこの『剣闘士』北米版以外にも、新プロジェクト(未発表)の準備や、他社様のお手伝いなどでソレゾレ忙しい状況だったりしまして、ブログ更新が停滞ぎみですが、のんびり気長にというスタンスで続けていきたいと思います。皆様ものんびり気長にお待ち頂ければ幸いです。
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