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ゲームデベロッパー 娯匠 公式ブログ

ぱんなこったす

 はじめましてこんにちは。
 アーティストのぱんなこです。

 発売してから月日が流れ、もう6月ですね。うーん梅雨はいやです。

 私は今回の『剣闘士 グラディエータービギンズ』で初めて制作に関わることができました。途中参加という形ですが、装備品とDLC(ダウンロードコンテンツ)を少々担当致しました。

 実のところ、ローマとか剣闘士とかの知識が全く無かったんですよね。実際にあったローマの雰囲気に近づけるように、会社に置いてある沢山の資料本を何度もめくっていた記憶がよみがえります。。参考資料と言っても、ずっと見てると興味が湧いてくるもんですね。映画『グラディエーター』のマキシマスカッコイイです。

 DLCはローマの雰囲気に囚われず割と自由だったので楽しく作らせていただきました。「欲しいと思う装備は?」と社内でアンケートを取ってみたところ

 ・ガスマスク
 ・ティアラ
 ・花束
 ・工事現場の黄色いヘルメット&ピコピコハンマーセット

 などのネタ装備から世界観に合ったものまで、かなりの案が挙がっていました。初期の頃に「ツタンカーメンのマスク」が欲しいとよく耳にしたものですが、いつの間にか無くなってしまいましたね…(笑)

 ではここで宣伝を。
 現在配信中のDLCは以下です。

 ・女剣闘士 チタシチーナ
 ・機械剣闘士
 ・まぐろ
 ・櫂
 ・獣人女剣闘士
 ・イカロスの羽
 ・漫画『秘身譚』(マガジン・イーノ掲載)コラボレーション エラ
 ・マルスのガレア
 ・呪いのシシハゲセット
 ・王冠
 ・多孔式文様スタンガレア

 ~配布終了~

 ・極彩色の獣人女剣闘士
 ・初回生産限定 侍装備セット

 まだダウンロードしていない人はPlayStation Storeからデータを入手してくださいね!

 対戦で獣人女剣闘士の耳をつけたゴツイおじさまが出てきた時は、予想外で、シュールで思わず笑ってしまいましたw こういう遊び方も場が盛り上がるので楽しいですよね。

 では最後にこちら、東京ゲームショウ2009にて会場限定で配布されたアイテム「極彩色の獣人女剣闘士」のデザインイラストを載せて終わりたいと思います。

dlc_tgs

 うーん、まぶしい。。

マグロ二刀流

 モーションデザイナーのKamuです。

 『剣闘士』のイベント関連モーションはいかがでしたでしょうか?みんなスキップとかしてません?たまには観てあげてくださいね。

 発売後にパッチで追加になった「ウルスス」の入場シーン。実は制作中に「こんなかんじ?」「こんなかんじ?」と頭をひねりながら作りましたが、その途中、社長自らあのポーズをしてくださいました。真面目にあのポーズをして「こうですか?」とモーション監修を受けながら作るゲーム開発の風景なんて、普通だったら笑えますよね。でも真剣なんです。常に真剣な顔で「ウルススの入場」や「ホリエスの入場」を作ってきました。

 作っている間はそのキャラクター専用として作っているので、いざ製品が発売され、皆さんがいろいろなキャラクターや武具でオリジナリティを出しつつ、さらにあのウルスス入場モーションが再生されていたりすると、作り手側にも新しい発見が!

 まさかあんなに!

 マグロ二刀流と!

 相性がいいとは!!


 ちなみに私は最近「頭:壷」「右手:壷」「左手:壷」の壷戦士でも作ろうかと思っています。パッシブはもちろんホリエスの予定。開発者だってウケ狙いに走りますよー。

モーション力

 モーションデザイナーの梅田です。

 バトルモーション全般とイベント(グリエルムス関係や処刑まわり)を担当しました。Twitterの方でボツ技の話をしてしまっているので、こちらでは“技のデザイン”について書いてみようと思います。

 まず方向性ですが、題材が剣闘士ですので、いわゆる演舞のような見栄えのする技はなるべく控えるようにしています。一部の有名剣闘士やスキルで派手な動きをさせていますが、基本的には「自分ならこの装備でどう攻撃するか?」ということを考えながら、実際に身体を動かして技を考えています。ただリアルに寄りすぎるとグダグダになってしまうので、技を出したときの感触を優先して今のバランスに落ちつかせています。

 実際に身体を動かして技を考えると言っても、全くのゼロから生み出すのは難しいので…映画では『グラディエーター』、『トロイ』、『スパルタカス』、『ラストグラディエーター』、『300[スリーハンドレッド]』、ドラマでは『スパルタカス(*旧作)』、『ROME』といった作品から動きの解釈を拾っています。

 特に今作ではTVドラマ『ROME』がかなり参考になりました。TVドラマと侮っていたのですが戦闘シーンの出来はかなり良く、また役者さんの“死に演技”も非常に素晴らしいので、モーションデザイナーの私からもお勧めしておきます。

 余談ですが今年の7月から『Spartacus- Blood and Sand』(邦題:スパルタカス)という新作ドラマが放送されるそうですよ。制作にはサム・ライミが名を連ねています。

 それと前作PS2『グラディエーター RtF』のときから比べると、動画共有サイトで剣闘士関連動画を多く見つけることができるようになったのですが、おそらく観光客向けにやってるショーだと思われるのですけど、中には「なぜにそこまで…」と思ってしまうほどガチ指数の高いものがあったりします。

 個人的に気に入っているのが以下です。これを観るとプランナー前野が記事で夢語っていた「装備の押し合い」がやりたくなってきます。



 こうして出来上がった技ですが、“コリジョン”が大きく影響を与えるゲームであるため、技の性能は実際に触ってみないと分からなかったりします。予想よりも弱かったり、または強かったり、でもその原因が未だに謎めいた技がけっこう存在していまして、社内では「何故か潰されにくい」とか「何故か抜ける」といったよくわからない強さを持った技のことを“モーション力の高い技”と呼んでいたりします。

 長くなりましたので、今回はこの辺りで。ではまた。
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